カドー加湿器HM-C610Sの電気代はどれくらいか調べてみたら...
カドー加湿器の電気代、メーカー発表では、弱運転のとき、消費電力25Wです。
1時間あたりの電気代に換算するとわずか0.7円。
1日8時間の使用で、1ヶ月162円ということです。
ただし、電力料金単価を1kWhあたり27円として計算すると...と言っています。
これって安いの?
鍵は、1kWhの単価がいくらかによって違ってきます。
1kWhの単価は、各電力会社でバラツキがありますし、さらに契約プランによっても差が出てきます。
ですが全国平均は22円と言われていますので、良心的な算出といえますね。
消費電力が25Wってどれくらいなの?
「消費電力が25Wです!」と言われてもピンと来ないですよね。
単純に比較するのは乱暴なのかも知れませんが、消費電力が25Wの電化製品をいろいろピックアップして見ました。
・ノートパソコン(25W)
・蛍光灯丸型(28W 30W相当)
・省電力の扇風機(25W)
・ヨーグルトメーカー(10~30W)
・トイレ換気扇(25W)
・ラジカセ(5~30W)
・電気毛布強さ中(25W)
こんな感じです。
さて、次は、他の加湿器と比較するとどうか、です。
気化式加湿器
加熱用ヒーターで蒸気にしないため、電気代は大幅に安い、室温が上昇しないので温度コントロールがしやすいというメリットがある反面、水や機器内部にカビや雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
ある程度の価格がする加湿器にはたいていは抗菌フィルターの類が付属しています。
消費電力の大部分はファンが占めています。
加湿能力で違ってきますが、消費電力は20W~50W程度です。
表示やイルミネーションはほとんどがLEDなので消費電力はごくごくわずかです。
1W~2W程度くらいしか消費しません。
蒸気式加湿器
水を蒸気にするためのヒーターがあるので、気化式と比較するとどうしも大きな差が出てきてしまいます。
だいたい300W~500Wくらいです。
しかし、機器内部は蒸気により煮沸消毒されますので、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができるというメリットがあります。
また、若干ですが室内の暖房にも貢献してくれます。
除菌抗菌が気になる方はコチラを選べば安心でしょう。
病院などで使用されているものもたいていは蒸気式の加湿器ですからね。
超音波式
超音波式は、超音波で水を細かい粒子にしますので、水に含まれる不純物(ミネラルや雑菌)も一緒に室内に放出されます。
紫外線で殺菌したり、より厳密に濾過した水を使用したりと、イニシャルコストやランニングコストが高くなる傾向にあります。
電気代が気になる方は、当然気化式を選択することになりますが、どのメーカーでも消費電力は20W~50Wと大きな違いはありません。
少しでも消費電力が少ない機種を選ぼうと考えるよりは、自分が納得出来る抗菌対策がなされている機種を選ぶことが重要になるのではないでしょうか。
他にもハイブリッド式などがあります。
カドー加湿器 HM-C610S はどのタイプでしょうか。
残念ながら超音波式です^^;
ですが、超音波式の欠点である雑菌の繁殖を、高性能フィルターで抑制することを実現しました。
北里環境科学センターの厳しい検査で実証済みですので確かです。
ただし、高性能フィルターだけあって、フィルターユニットの価格も高性能なようですが...
超音波式はミネラル成分などが原因で白い粉が出てきますが、カドー加湿器 HM-C610S はその粉の発生も減少させているようです。
粉の発生は皆無ではありませんので過剰な期待は持たない方がいいかと思いますよ。